夫婦円満の心得 夫婦における組織とリーダーシップ論

「亭主関白」と「かかあ天下」

夫婦のカタチはさまざまあるが、よく言われるのがこちらの2タイプ。

ちなみに、我が家は「かかあ天下」100%ではない。
夫婦や家族の一例として、我が家の内情を吐露している当ブログ。
ご愛読いただいている方々は、鬼嫁の私が板についているかもしれない。
が、当の本人は「亭主関白」40%「かかあ天下」60%と自負している・笑

夫婦とは、社会のなかで最小の構成人員で最大の影響力をもつ組織。
夫婦が組織であるからには、人間関係の力学がはたらく。
要は、強いか弱いか。

「上司に叱咤されるより、妻に怒られるほうが恐ろしい。」
多くの既婚男性は、このように感じているのではないだろうか。
国家や世界を席巻するGAFAでさえ、夫婦という組織のなかで怒れる妻には力及ばず。

ご夫婦の力関係を一言で表現したのが、「亭主関白」と「かかあ天下」。
そこで、疑問が。
強さの基準って、何だろう?
腕力、自己主張、社会的地位、資産、学力・・・
人の強さをはかる基準はいろいろあるが、どれではかるのがベストなのか私はわからない。

力持ちの人、はっきりモノ申せる人、エライ人、お金持ち、頭がイイ人・・・
強さとは、何かに秀でていたり、特徴があることだとしたら、どの人もそれぞれの良さがある。

夫婦|北海道十勝でありのままの自分らしい結婚、婚活に気づく語りあい学びあいの場『結婚学校』

そこで、別の角度から一考しよう。
夫婦が組織であるからには、リーダーは誰だろう?

リーダーがリーダーシップを発揮して組織をまとめるとビジネス書に書いてある。
直訳すれば、リーダーは指導者・統率者。
リーダーシップは指導者としての責任・統率力。
どうやら我が家は、リーダー不在の無法地帯のようだ。

私たち夫婦は、それぞれの持ち味を活かした夫婦の在り方を模索している。
どちらも器用な人間ではないとわかっている。
だから、それぞれの強みを活かして、お互いの凸凹を補い、高め合っていくしかない。
あくまで自己評価で、「亭主関白」40%「かかあ天下」60%の現在値。
これは序文に過ぎず、時を経て夫婦のカタチが変化していくだろう。

「リーダーとはお偉い特権階級?それだけで人として優れていることなのか?」
「リーダーシップとは命令すること?支配と服従の関係だけが組織をまとめることなのか?」

昨今、直訳通りのリーダー、リーダーシップで組織をまとめることは難しい。
さまざまな企業や団体などが、どのように組織を運営していけばいいのかを問われている。
それは、夫婦という最小組織も例外ではないだろう。

ではいったい、夫婦や幸せの正解とは、何だろう?
結婚を探究しても、正解は未だわからないし、もしかしたらずっとわからないかもしれない。
ただこれだけは言える。
今ある幸せに気づくことが、夫婦や幸せの正解に近づく一歩なのかもしれないと。

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