なぜ、『結婚学校』を開校したいと思ったのか?
それは、私自身の苦い経験からです。

前途多難の婚活女子!?だった私

周りの友人たちが結婚していくなか、仕事に逃げ結婚適齢期も終了してしまいそうな当時の私が、結婚相談所の紹介で現在の夫と出逢ってしまう。
これがきっかけで、『結婚学校』の構想がうまれることに・・・

36歳、結婚相談所に入会

自身の将来に危機を感じ、未来の旦那さまを探すべく出会いを求めて結婚相談所に入会。しかし、そこは私の全く知らない世界が広がっていた。
結婚相談所のシステムに戸惑いながら懸命に婚活を始め、あまりにも違いすぎる男女の結婚観に思い悩み、結婚の意義すらわからなくなったときもあった。

38歳、結婚相談所を退会

婚活期間は、本が執筆できそうなほど濃~い経験がテンコ盛り。
泣き笑いの末、入会して1年半後に数々の出会いのなかで最良の人である現在の夫と巡り合う。

39歳、結婚

1年間の交際を経て結婚。
対外的には「30代で結婚した」と言っているが、入籍はギリギリセーフの40才になる1週間前。
挙式は40才と3日目。
四十にして惑わずという言葉があるが、それはどうだろう・・・
その後、結婚生活は迷いの連続と知る。

夫は、運命の人!?

結婚してからわかったことだが、出逢う5年前(夫と私は同い年なので共に34歳ごろ)、私たち二人は偶然にも10mほどの距離まで近づいていた。
当時、お互いの自宅は車で3時間ほどの微妙な遠距離。
まったく縁も所縁もない二人なのに、ご縁があったのだと驚いた。

結婚を機に生まれ育った街を離れ、夫が暮らしている街へ

結婚して間もなく、怒涛の3年間。
慣れない土地で始まった新婚生活は、甘くなかった。
自由気ままに生きてきた私は長男の嫁になり、介護や相続という難問にぶち当たる。
答えの見つからない暗闇のなか、私の身体と心は崩壊。
夫は私の怒りも悲しみもすべての感情を受け止めて、そばにいてくれた。
恋から愛へ そして感謝へ 夫婦の絆は変わっていった。

探しているのは、運命の人じゃない。自分らしい結婚なんだ。
私が見つけた答えだった。

自分らしい結婚って何だろう?

婚活や結婚生活でさまざまな問題を抱えていた私は、欲しいものがあった。
『いろいろな人々と結婚を語りあい、学びあい、考えたり、協力できる場所』
しかし残念ながら、その場所は見つからなかった。

自分らしい結婚って何だろう?

私のなかでうまれた一つの疑問。
人それぞれに「自分らしい結婚」「自分らしい幸せのカタチ」があるのではないだろうか?

思いをカタチに

これが私の人生物語であり、『結婚学校』がうまれるに至った物語でもあります。

年齢、性別に関わりなく、誰もが結婚に絡むさまざまな問題をもっているのではないでしょうか。それは、結婚というテーマは人生のほとんどの問題に関連しているからだと思います。

「そうだ!自分が探し求めていた、いろいろな人々と結婚を語りあい、学びあい、考えたり、協力できる場所を作ろう!」

こうして『結婚学校』を開校しようと心に決めました。