見合い相手に対する希望条件をご記入ください(1つのみ)|本音で話せる人
昨夜泣き、今朝も泣いた。
録画しておいたドラマを、昨夜と今朝に2度見て2度泣く私。
齢を重ねると、すぐに涙腺が緩む。
この言葉を実感する今日この頃。
たぶん3度目見ても再三号泣しそうな予感がする。
「結婚は人間の義務なんかじゃない。」
「でも、結婚する権利もある。」
土曜日深夜に放送されていたドラマ『結婚相手は抽選で』最終回でのセリフ。
そうそう、コレコレ!!!
結婚は義務じゃないと思っていた婚活女子だったあの頃。
そして、結婚するもしないもどちらも権利があると思う主婦の今。
『結婚相手は抽選で』のあらすじは書籍・ドラマに譲るとして、
登場人物たちが「見合い相手に対する希望条件」を記入するシーンがある。
主人公はじめ主な登場人物である男女4名が、たった1つだけ提示する「見合い相手に対する希望条件」。
「本音で話せる人」
主人公が提示したこの条件。
個人の尺度でしかはかれない、人それぞれの感覚的なものなので、ドラマのなかでは見合い相手に対する希望条件としては認められず却下された。
本音、愛、誠実、優しさ、美しさ、勇気、熱意、本気・・・
個人の尺度による感覚的なものは、数値ではかることができなくて目に見えない物ばかり。
漠然とした概念だけのそれらは、人それぞれ意味付けが違う。
だから、「本音」という言葉は誰しも理解できるが、「本音」の意味は人によって違うだろう。
本音とは?
ありのままの自分自身で相手に向き合い、時には愛をもって互いに諫めること。
私はそう解釈している。
「鬼嫁」
私のことを、夫・X氏はこう呼ぶ。
本音で語ると、時には優しく仏のよう、時には厳しく鬼のように。
どうやら、彼の前では鬼比率が高いようだ。
なにはさておき、有難く誉め言葉と受けとろう。