婚活男女のお断りする・されるときの心構え|お断りさせていただきます

「この度はご縁がなくて、残念です。」
「ご希望に添えず、申し訳ありません。」
そう言われたら、「お断り」を意味する。

「(お断りを)どうも言いづらいな・・・」
「(お断りされると)凹んじゃうな・・・」
と、「お断り」はネガティブな行為と思いがち。

人は誰しも、断り、断られてきた経験があり、人として生きる上では避けて通れない行為である「お断り」。

そもそも、
なぜ「お断り」したり・されたりするのだろう?

それは、自分と相手の何かが合致しないから。

人それぞれ、価値観が違う。
だから、希望も思考も信条も何もかも異なる自分と相手で、人間関係を築くことになる。
違いがあるということは、
最適というか、相乗効果というか、双方のすり合わせをおこなう必要がある。

はい、いいえ|北海道十勝でありのままの自分らしい結婚、婚活に気づく語りあい学びあいの場『結婚学校』

例えば、ある日の我が家の会話。

夫・X氏;「ハンバーガー!」
私:「え~、和食がいい」

休日のランチに何か食べに行こうとなった。
さて、2人はいったい何を食べに行くのか?

人間関係には、次の6つのパターンがある。

①Win-Win
自分も相手も良し。双方にとって納得できる第3の案をみつける。
「ハンバーガーと和食を買ってきて自宅で食す。共に満腹満足。」

②Win-Lose
自分は良いが相手は腑に落ちない。自分のエゴ丸出しで、相手は言いなりに。
「私が食べたい和食のお店に行く。夫・X氏、無言になる。」

③Lose-Win
自分は納得できないが相手にとっては良し。自分は相手の言いなりに。
「ハンバーガーを食べに行く。私、不機嫌。」

④Lose- Lose
自分も相手も納得できない。相手を負かしたい一心で不毛な関係に。
「食べに行かない。不毛な言い争いになり、ランチどころではなくなる。」

⑤Win
自分だけ良ければいい。自分のことだけで、相手のことを考えない。
「とにかく私の食べたい和食。夫・X氏の言葉が聞こえないフリをする。」

⑥Win-Win さもなくば No Deal
双方が納得を目指すが、それが叶わないのならお断り。
「どうしてもお互いに譲れないなら、それぞれ好きなものを食べに行く。」

さぁ、ここでお聞きしたい。
この6つの人間関係のうち、あなたなら相手とどの人間関係を望むのか?

いつもお互いに納得でき、相乗効果を発揮できる関係なら、こんな素晴らしいことはない。

だが、時としてどうしても譲れないとき、どうするのか?

勇気と愛をもって「お断りさせていただく」。

自分が悪いわけでも、相手が悪いわけでもなく、
自分らしくあり、長くお互いが心地いい関係であるために。
例え、それが別れであったとしても。

ひとつ言えることは、それぞれ好きなものを食べに行ったからといって、夫婦仲は悪くない。
我が家では、時としてこれも正解なのだ。

※参考書籍 - まんがと図解でわかる7つの習慣 宝島社

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