結婚で重要なこととは|夫を斬る
毎度お馴染み(?)、恋バナ100人斬り。
目標100人の超まじめな結婚観のインタビュー活動は、現時点で94名様にご協力いただき、誠にありがとうございました!
※詳しくは、恋バナ100人斬り をご覧ください。
ということは、あと6名様で100人達成~\(^o^)/
これって、スゴイ!!!
自画自賛で恐縮ですが。
なにがスゴイのかというと、
何者かよくわからない私が、何の意味があるのかよくわからないインタビュー活動をしているな~と、思われる方が大多数のなかで、快くインタビューにご協力くださり、多大なるご厚意と貴重なお時間をいただいた皆々さまがスゴイ!
そして、インタビューし続けた私もスゴイ・笑
第一弾のインタビューをさせていただいたのが、2016年6月22日。
もうすぐ丸3年になります。
インタビューを開始しようと思ったとき、3年後の今の状況を予測していたのか?
その答えは、NO!
「これだ!!!」という根拠のない確信からはじまった恋バナ100人斬り。
当初は、100人のアテも戦略も見通しも何もナシ。
できるかできないかよりも、やるかやらないか。そして、どうやり切るか。
インタビューをやり続けるための方法を考えあぐね、行きついたのがPDCAならぬTGMK。
体感(まずはやってみて感覚をつかむ)→ガン見(いろいろな角度や立場からよく見る)→妄想(あれこれ熟考する)→決断(腹くくる)・笑
少しずつより良く変えてやり続けていくと、少しずつ信用していただけるようになり、人との出会いに恵まれて、今があるのだと感謝しております。
まずは、あまりお話したことの無い方や性格はもちろん年齢や属性など自分とはタイプの違う方。
終盤になってから、よくお話する方や気の合う方にもインタビューのご協力をお願いしようと決め、その時々に会いたいと思った方へインタビューさせていただきました。
そして終盤に差し掛かり、あらためてインタビューノートを回顧して、ハタと気づいたのです。
「夫を忘れていた・・・」
よくお話する方や気の合う方って、まさに夫?
最近忙しくてあまり話していないけど、このまえ気に障ることがあったけど・・・夫にインタビューしたい!
この思いが湧きあがり、ある日曜日の朝、夫・X氏へインタビューすることに。
インタビューなんて以ての外の(自称)クールな夫・X氏に、そんなことはお構いなしでインタビュー決行。
これほど身近で採取できる夫のサンプルは他に居ないのですから、ご勘弁あれ。
という訳で、
「まあまあ」と言いつつ、まずはインタビューご協力のお礼で差し上げているハンカチタオルを夫・X氏へ渡す。
まずはコチラをお納めください。
お話はそれからで。
まるで、悪徳商人が悪代官にざっくり小判の入った菓子折りを渡す、時代劇で見かけるあのシーンのよう。
これで、インタビューがスムーズに・笑
では、いつものようにインタビューはじめましょう。
ハンカチタオルをもらって気を良くした夫・X氏は、気分もお口も軽やかなってきた模様。
この際なので、いつもは訊かないグサッと斬り込む質問をあえてしてみることに。
恋バナ100人斬りと称したインタビューは、例えるなら台本のない舞台演劇。
役者は、インタビューにご協力くださった方々。
物語は、その方々の人生という物語。
観客の私は、いつも感激するのです。どの物語も正解や不正解はなく、人それぞれであり、かけがえのないものだから。
インタビューを終えてから、その余韻をインタビューノートに書き記しています。
人生という物語は書き記すには壮大すぎる。
いつもそう感じながら、「名言」として、インタビューで印象に残った言葉、お人柄を表すような言葉を一行程度にまとめて書き添えています。
「結婚で重要なことは、諦めるか諦めないか選択すること」
インタビューノートに、このように夫・X氏の「名言」を書き添えました。
身近に居る私は、彼が諦めたものと諦めてないものを知っています。
知らないものもあるかもしれませんが、もしかしたら知らないほうがいいこともあるでしょう。
彼が大切なものを諦めたと知っているので、知るのがコワいのかもしれません。
結婚の為に、大切なものを諦める。
それで幸せなのだろうか?
いったい結婚って、何なんだ?
昔の私が強く思ったこの答えの見えない問が、今まさに結婚の深淵でぐるぐる渦巻いている。
微笑んだ声で「名言」を発する夫・X氏。
どうやら私が斬られてしまった。