人間関係の極意 上司や年上の人に本音を言っても許される|なぜか何を言っても許される人

上司に本音を言っても許される女性社員。
しかも、お姉さま(俗にいうお局さま)にも可愛がられる特異体質。

コワいお顔や雰囲気やお立場の男性女性にめちゃくちゃ可愛がられ、
不思議とどんな性格の人々にも好かれる恐るべき処世術をもつ女子。

昔、会社で一緒に働いていた先輩がこんな人だった。

20歳そこそこで人づきあいのニガテな私にとっては憧れであり、この人みたいになりたいと思った。

そこで一緒に仕事をしながら、先輩を観察することにした。

「笑顔」
「優しい」
「素直」
「ちょっと天然」

彼女を表すこのようなキーワード。
すかさず、マネしてみる。
がしかし、どうも上手くいかない。

それは、思わぬ刺客が現れたからだ。

チーム|北海道十勝でありのままの自分らしい結婚、婚活に気づく語りあい学びあいの場『結婚学校』

とにかく他者を批判したい人。
自分のスゴさを示したいためなのか、他者に優劣をつけて批判したり見下す行為に及ぶ女性が現れた。
俗にいう、マウンティング女子。

はじめのうちは、「笑顔」で「素直」にその人の物言いを聞いていたが、だんだんと苦痛になってくる。
そして、ふつふつと疑問がわいてくる。

批判したり、見下している基準は何なのか?
それは人として正しいコトなのか?
そもそも、その人自身は如何なものか?
なぜその人は先輩には批判したり見下す行為に及ばないのか?

気づいた。
そうだ!まだ足りない大切なキーワードがある。

「畏れ」
その人は完全に先輩のことをビビっていた。
その人は年齢もキャリアも先輩よりも上なのに、先輩に一目置いていたのだ。

なぜなのか?
そのときはまったくわからなかった。

あるとき、業務に支障をきたす突発的な出来事がおこった。
その人はフリーズして沈黙の様相。
先輩はとっさの機転を利かし、そのおかげで事なきを得た。

日頃の言動で「信頼」を積み重ねているからこそ、他者が本音を聞き入れてくれるのかもしれない。

20歳そこそこの私が気づいたことは、今も教訓として息づいている。

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