婚活で大切な根拠なき自信の持ち方|モテる男とモテない男のたった一つの大きな違い
「自信がある男はモテるんだよ。」
ある男性のこの言葉に妙に納得した。
その男性は、
普通に中肉中背
普通にしょうゆ顔(日本人らしいすっきりとした顔立ちの意)
普通に好青年・・・
人それぞれ見方は違うだろうが、
街角アンケートで90%以上の人が「標準的な日本人男性」と回答しそうな、その男性。
一見普通のその男性は、モテたらしい。
ふと思い出した。
あの日の夫・X氏は自信がなかったように見えた。
だから、モテなかったのかもしれない。
結婚相談所の紹介で出会った夫・X氏と私。
はじめて会った日、待ち合わせの場所で立っている気の良さそうな男性。
それが夫・X氏だった。
話してみると、この人イイ人かもしれないと思ったが、何せシャイと言うか自信がないようだ。
聞けば、「仕事は天職」というくらい充実した仕事人間だが、
男ばかりの社会生活が長く、女性はニガテとのこと。
「キミ、横から分けた方がいいよ。」
手を伸ばし夫・X氏の髪の分け目を変えてみた。
当時、髪の毛を真ん中から分けていた夫・X氏。
横から分けた方が幾分さわやかに見えると思ったので、頼まれもしないアドバイスをした。
その時、結婚相談所をやめようと思っていた私。
もう疲れた。
1年ちょっと婚活をして、気力も体力も激しく消耗するわりに不毛の結果。
もう限界だった。
「最後にもうひとりだけ会ってみたら。」
結婚相談所の担当のおばちゃんにそう言われ、会ったのが夫・X氏。
そして、彼が結婚相談所から紹介されて初めて会ったのが私だった。
「この気の良さそうな男性に幸あれ。」
もう婚活地獄から抜け出す決心をした私は気楽なもの。
婚活相手に好かれようなんて気はサラサラない。
だから、これから熾烈な婚活市場にくりだすこの男性の為に、私ができること。
それは、遺憾なく本音をぶちまけること。
彼は素直にそれを受け止めた。
そして、彼の希望でまた会うことに。
2度目に会ったとき、彼は変わっていた。
髪の毛の分け目が横になり、彼らしい自信があった。
そして、私たちは結婚した。
どんな些細なことでもいい。
もし、あなたが自分に自信がもてないのなら、何かをきっかけに根拠なき自信をもってほしい。
「できる」と自分で自分を信じる。
髪型を変えたら、人生が変わった彼のように。