人間関係がうまくいく対話と学び|師匠と出会ったときの話
「自分以外の皆師匠」
優等生ぶって言っているわけではなく、歳を重ねつくづくそう思う。
ある人は毎日コツコツと努力を重ね、
ある人は陽気に人々を包み、
またある人は厳しさのなかに優しさがあり・・・
それぞれの人が持っているそれぞれの良さは、見習いたい手本でありまさに師匠だ。
「一番印象に残っているインタビューはどなたですか?」
さまざまな方々の結婚観や人生観をインタビューしている「恋バナ100人斬り」。
インタビューをした人のなかで、秀逸な人生を歩んでいる人は誰なのかご質問を受けたことがある。
「皆さんです。」そうお答えした。
「えっ!そうですか。」と少し驚いた表情のご質問者。
きっと、苦労に苦労を重ね身を起こした会社社長や、
誉れ高い名の知れた方のお名前が挙がると思ったのだろう。
私もインタビューを始める前は、
普通の人は普通の人生で、
スゴい人だからこそ、人生が華やかでドラマチックなのだろうと思っていた。
しかし、穏やかで波風無く普通の人生歩んでいそうな方から、
波乱万丈の人生ストーリーをお聞きしたことがあり、
まだまだ甘ちゃんの私は言葉が見つからなかった。
人の数だけ人生があり、どの人のどの人生ストーリーも秀逸。
一見しただけじゃ、人の奥深くまで知りえない。痛感した。
それは、どんなに近しい間柄であっても。
だから、人と語りあいたくなるのだ。