信頼のおける結婚相談所と相談相手の選び方|困ったときの・・・
「困ったときの神頼み」
「一縷(いちる)の望み」
「溺れる者は藁(わら)をも掴む」
人は困ったとき、助けを求める。
ときには、神に。
ときには、1本の糸に。
ときには、藁に。
藁よりも、ロープがいい。
平常時なら、そう考える。
しかし非常に困り果てたとき、助けてくれるすがれるなら何でもいい。
助かる見込み少なめの藁であっても。
困ったときに助けを頼みたい人。
藁よりも、より確実にお困りごとから救済して下さる人々がいる。
例えば、
体調面で困ったら、医師や看護師。
確定申告で困ったら、税理士。
髪型で困ったら、美容師。
お困りごとによっては、専門性を極めた証である免許や資格が必要なものもあるが、そうではないものもある。
例えば、
人生で困ったら、占い師。
ビジネスで困ったら、コンサルタント。
結婚で困ったら、結婚アドバイザー。
免許や資格がなくても、今日から自称○○。
それに精通している人もいるが、その名をかたる疑わしい輩もいる玉石混交の世界。
いったい、誰を信じたらいいのだろう?
私自身が結婚で困り、結婚相談所に入会しようと決意したときのこと。
何社かの結婚相談所へ資料請求して、そのうちのいくつかの入会説明会に行ってみた。
すると説明も早々に、ある結婚アドバイザーにこのようなことを言われた。
「結婚したら、お金は大事です。今なら、ご紹介できますよ。(お金持っていそうな男性を)」
お金は大好きだが、そんなに物欲しそうな顔していたのかな?
ある程度の金銭的余裕がないと、結婚生活に幸せを感じられないとは思う。
だからと言って、金銭的余裕がありさえすれば、結婚生活は幸せなのかな?
結局そこには入会しなかった。
切なさと人生の宿題のような疑問を抱え、トボトボと家路についた。
「不安や恐怖をあおる人は、やめた方がいい。」
非常に困り果てたときは、不安や恐怖でいっぱい。
だから、助けて欲しい。
それなのに、さらに不安や恐怖をあおる人は人にあらず。
専門性を極めていることはもちろん、一緒にいると勇気と元気がわいてくる人。
こんな人とお困りごとに立ち向かえたら、鬼に金棒だ。