婚活、結婚を応援 結婚学校の小さな一歩のストーリー|トリムタブ

「大きな船を左に進行方向を変えたいのなら、どうするのか?」
まずは右。

「えっ、逆!?それでいいの?」
船の知識ゼロの私。
ある本のくだりに、目からうろこ。

船の後ろに付いている方向を定める舵(かじ)。
船が方向を変えようとするとき、まず舵が方向を変える。
今までの水の流れに逆らって。
船が大きければ大きいほど、舵にかかる水流も大きくなる。

まず、トリムタブが小さな力で方向を変える。
トリムタブとは、舵についている小さな舵。
大小の2段階方式になっている小さい方のこと。
トリムタブが方向を変えると、水圧差がうまれて舵の方向が変えやすくなる。
それから、舵の方向を変えて船の方向が変わる。

トリムタブ→舵→船の順番で方向を変えていく。
だから、右(トリムタブ)→左(舵)→右(船尾)。
船首は船の進行方向である左へ方向が変わる。

トリムタブ|北海道十勝でありのままの自分らしい結婚、婚活に気づく語りあい学びあいの場『結婚学校』

「あなたのしている事は上手くいくわけがない。みんな、あなた以上に苦労しているのよ。」
そう言われて、心が折れそうになった。
個人ひとりの力は、なんて無力なんだ。

結婚を語りあい学び合う場があったらいいな。
自分自身が婚活に疲れたり、結婚生活で困ったとき、
誰かと前向きに話し合えて、良い方向に進める糸口をみつけたかった。
でもその場所は見つからなかった。
それなら自分で作ればいい。
簡単にできることではない。
そんなことは分かっている。
でも、結婚を語りあう場が欲しかった。あの時も今も。
きっと今なら、婚活に疲れた人を勇気づけることができる。そう思うから。

世の中にはいろいろな人が居る。
人を傷つける人も居るし、勇気づけてくれる人も居る。
大勢の心優しい人のおかげで、心と思いはなんとか折れずに済んだ。

「僕のあだ名は、トリムタブ」
自分のことを、トリムタブと呼んでよと言っていた人がいた

その人は、常々こんなことを言っていた。
「どんな人であっても、大きな決意をもってイイことをすれば、トリムタブが大きな船の方向を変えるように、その小さな一歩が人々の気持ちを変える大きな一歩になる。」

きっとその人は遠いところから宇宙船地球号を見ているかもしれない。

参考書籍 - 学習する組織
※バックミンスター・フラー氏 - アメリカの思想家

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