新婚時期の夫婦関係の再構築|ケンカするほど仲がイイ
「最近、ケンカが多くて・・・」
新婚さんの☆彡さん(仮名・女性)のお話。
先日会ったとき、いつも凛としている彼女からポロッと弱音が。
イイよ~イイ感じ~!!!
沈んだ気持ちの彼女と、おかしなハイテンションの私。
☆彡さん、少し呆気にとられる。

「ケンカ=絶対悪」ではない。
以前、夫婦ゲンカについて一考したが、
人として分をわきまえた上での「ケンカ」は、良好な作用が期待できる。
※詳しくは、ケンカの作法 をご覧ください。
例えば、
・ガス抜きなど鬱積した感情の吐きだしとして
・お互いを理解し合うコミュニケーションツールとして
・状況をより好転するための意見を出すブレーンストーミングとして など
特に、新婚時期の「ケンカ」は、今後の結婚生活にとって重要な意味を持つ。
恋から愛へ、そして感謝(もしくは同情)へ夫婦の関係は変わっていく。
恋愛中、男性の場合「大好きだよ」「かわいいね」の2語あれば、会話の相づちに困ることは無い。
しかし、結婚するとそうはいかない。
家族、お金、仕事など、現実的な問題に直面し、「大好きだよ」「かわいいね」だけではひとつも問題解決はできない。
恋人であるだけで楽しく嬉しくウキウキ。
結婚というリアルな生活を伴うと、今まで通りでは楽しくないし嬉しくないしウキウキしない。
夫婦でさまざま考え動いたからこそ楽しく嬉しくウキウキなのだ。
だから、二人の関係を再構築する必要がある。そのひとつが新婚時期。
今まで以上に、もっと込み入った内容の話をしたり、価値観の違いを埋めていかなくてはいけない。
「ケンカするほど仲がイイ」
お互いをもっと理解する過程で、あまりにも違う価値観に戸惑い、感情が高ぶることもある。
もっと相手に歩み寄りたいと思うなら、
「良い夫婦ゲンカ」で、お互いの価値観の創造的破壊をしてはいかがだろう(*^-^*)


