言葉や行動に隠された人の本音、本性を見極める|タダより高いものはナシ
「無料の○○」
レッスン、お試し体験、サンプル、相談・診断・・・
お金を払わずタダで、商品やサービスをいただける。
とてもとても嬉しい~♡
ところで、
「なぜ見ず知らずの私にタダでくれるの?」
その人や企業や団体は、たいていの場合はじめて知り合った人や組織。
だから、感謝されるようなことをした覚えはナイ。
もし自分なら、はじめて知り合った人へタダで何かを差し上げるだろうか?
いや~そんなことしないな~
もし自分なら、はじめて知り合った人へタダで何かを差し上げる場合、どのような理由があるだろう?
それは、・・・何か企みがあるから。

これはあるマネーセミナーでの実話。
貯蓄、保険、年金などお金の不安を払しょくしてくれそうな無料のマネーセミナー。
講話のあと、希望者のみ個々にお金の相談を聞いてくれる個別相談会があり、その本来の目的は生命保険の勧誘。
「利率が限りなく0パーセントの貯金よりも、こちらの方が将来のお金がたまる」
将来のお金事情の不安。
心の中に巣くっているこの不安から、勧誘された生命保険に契約した人も居る。
運用実績次第で将来の保険金が多く得られると言われたそうだが、自身で株式や債券などポートフォリオを組まなくてはいけないもの。
詳しい保険内容や運用方法などの把握の前に、不安を解消することだけが先走ってしまったようだ。
「タダ」の本来の意味。
受けとる前に、考えてみよう。


