嫁姑、家族関係で大切な共通善とは|みんなにとってイイことって、何だろう?
2、3日前、自宅に私宛の封書が届いた。
中には手書きの便箋が一枚。
この手紙は、義母からだった。

嫁姑問題とは、
格好のウワサ話。
高視聴率が狙えるドラマの設定。
ネットのお悩み相談で常に上位の話題。
結婚前は、どこかでおこっている他人事だと思っていた。
しかし今は、
ウワサ話やドラマ、ネットで飛び交う話題で嫁姑問題を見るたびに物思いにふける。
結婚して、嫁となり自分事のように思えるからだろう。
「嫁と姑はどうして揉めるのだろう?」
昔は、この理由を不思議に思った。
今は、この理由がなんとなく分かる気がする。
それは、「稚拙な我欲」。
嫁姑問題に関わらず家族間のもめごと多くは、家族の誰かの自分本位で幼稚で未熟な言動によるもの。
「みんなにとってイイことって、何だろう?」
自分だけが良いことから、家族全員にとって善いことへ。
我欲を昇華し、共通善を見つけていく。
個人の幸せと家族の幸せ。
一人ひとり幸せは違う。
だが、家族が心地よくつながる幸せの共通項があるのではないだろうか。
嫁姑問題が他人事とは思えない今、この答えを探している。


