結婚生活のもやもやした不安から幸運を引き寄せる言葉|なんとかなるさ
「結婚」したとき、「離婚」を考えていた。
「結婚」したのは、30代後半(正確には40歳になる1週間前。ぎりぎり30代)
このお年頃になると、理想と現実が乖離していることを心底思い知らされ、いつまでも夢見る少女じゃいられない。
晩婚の私は、新婚当初から結婚生活に甘い夢を抱いていなかった。
「結婚」がゴールではなくスタートなら、いつか終わるかもしれないと。
「人生一度は結婚してみな」
「誰と結婚しても同じこと」
事あるごとに繰り返し聞かされた、母の名言。
言葉の意味は分かっているつもりでいた。
しかし実際に「結婚」してみて、その言葉の意味の奥深さが分かった。
そしてもう一つの奥深い名言。
「なんとかなるさ」

結婚生活に甘い夢を抱いていなかったが、時折こんなにしんどいものだとも思っていなかった。
夫・X氏と一緒に居て楽しい嬉しいときもあれば、一緒に居ることが苦痛なときもある。
「結婚」とは、想像以上の喜びと、想像以上の困難をごちゃ混ぜにしたもの。
自分語録にはこう刻まれている。
「結婚」で想像以上の困難に遭遇したとき、正直もう終わらせたいと願う。
だから「離婚」したいと思ったことは何度かあるし、これからも思うことがあるだろう。
そのときに思い出す言葉。
「なんとかなるさ」
あらためて言葉の意味を調べたら、あるブログで絶妙な解釈をしていた。
展開や結末がどのようになっても、どうにか対応できる、乗り越えられる、といった意味の表現。
絶体絶命には至らない、というほどの意味で用いられることが多い。
(実用日本語表現辞典より)
そうさ、人生どう転んでも上手くいく。
喜びは、人生の贈り物。
困難は、そこから学んで次に活かせばいいのだから。


