夫婦円満、人間関係で大切な5つのこと|ラッキョウ嫌い
「カレーライスのおともは何ですか?」
たいていの日本人が好きであろうカレーライス。
おうちごはんの定番であり、外食でもキャンプでもいつでもどこでも気軽に食べられる国民食。
カレーライスと言えば、思い浮かぶのは黄金色のルーに真っ白のご飯。
見た目は大差がないので、どこのカレーライスも代り映えしない。
カレーライスがあまり好きではなかった私は、そう思っていた。
「旨い」カレーライスに出会うまでは。
「福神漬かラッキョウ」
カレーライスのおともは、この2つしか知らなかった。
忘れてはならないルーとご飯のW主役の横に鎮座する付け合わせ。
全体の味を調和したり変化を加えてくれる名わき役。
子供のころ、我が家のカレーにはいつも福神漬が添えられていた。
ある日の学校の給食で、カレーライスの横に白い付け合わせが。
それはラッキョウ。
はじめて食べるラッキョウは、金輪際最後の最後のラッキョウとなり、カレーライスも好きではなくなった。
「カレーライスって、美味しい」
「カレーライスのおともって、福神漬かラッキョウだけじゃないんだ」
そう思えるようになったのは、かなり最近のこと。
「旨い」カレーライスのお店に置いてある、シソの実が入った付け合わせ。
これが私の凝り固まった概念を払しょくしてくれた。

「結婚って、面倒くさい」
絶賛婚活中のころ、次々と結婚していく友人知人をうらやましくもあり気の毒にも思った。
それは、結婚して幸せそうな人もいれば、数年後離婚する人もいたから。
当時の私はよく分からなかった。
どうして好きで結婚したのに離婚するのか。
「好きだけじゃダメなんだ」
誰かと心地よい関係を築くとき、大切な5つのことがある。
尊敬、信頼、協力、寛容、共感
結婚で大切な愛を育むとは、
この5つのことを習慣にして行動することだとようやく気づいた。
「なぜカレーライスを食べたのか?」
そもそもカレーライスがあまり好きではなかったころ、カレーライスを食べたいとは思わなかった。
しかし、結婚して夫となった人はカレーライスが好き。
夫婦と言えども生まれも育ちも違う二人なのだから、食の好みも違う。
共感とは、他者の考え方、価値観や気持ちをその人の目で、耳で、身になって感じることをいう。
ならば、夫となった人が「旨い」というカレーライス、舌で味わってみようじゃないか。


