恋愛・結婚で愛されて受け入れられる自分の表現方法とは|ありのまま
「ありのまま」を見せると歌うアノ名曲。
申し訳ございませんが、「ありのまま」をお見せするのはご勘弁願いたい。
私にも若干の恥じらいがあるので(笑)
前に、母がこんなことを言っていた。
「長年一緒に居ても少しは気を遣うものよ。」
私の年齢プラス1、2年夫婦を継続している母でさえ、父に対して完全なる「ありのまま」の姿をさらしているわけではなく、
なんと(無骨な)父でさえ、
「(母に)ちょっとは気を遣っている。」と言っていた。
どの辺気を遣っているのか娘としてはいささか不思議なのだが、「ありのまま」プラス彼なりの気遣いをもって母と接しているらしい。

「このエリアに在住の婚活男性はどんな感じですか?」
以前、婚活の現状調査で関係各所に聞き取り調査を行い、婚活を手助けしている第三者の目から見た彼らの実態をお聞きした。
すると、人それぞれだが、
婚活に困難を極める男性の特徴として次のことを挙げていた。
・婚活するのが気恥ずかしい
・結婚自体をあきらめている
・オレはこのままでいいんだと意地で現状維持したい
・100%オレの好みの女性じゃないと結婚するのはイヤ
さすがに「100%のオレ」には絶句した。
全てオレの好みは全てオレを受け入れてほしいの裏返し。
「100%のオレ」は、「ありのまま」というより「わがまま」。
「ありのまま」を見せているつもりでも、時として自分の我を通せば「わがまま」になり、
「ありのまま」を見ているつもりでも、時として自分の価値観でこうだと決めつけて「偏見」になる。
「ありのまま」を見せることも、見ることも、非常に難しい。
歳を重ねて、一層こう感じるのだ。


