婚活で見極めたい結婚相手の決め手とは？｜リズム

「人のリズム」

心臓の鼓動、呼吸、話す、食べる、歩く、理解する、感情が揺れ動く・・・
あらゆる人間の言動に、人それぞれのリズムがある。

「話す」と「聞く」を絶妙なリズムで交互に刻む「会話」

つまらない「会話」、楽しく有意義な「会話」・・・

「会話の質」を左右するのは話の内容だが、それ以上に大切なのは「会話のリズム」。
話し手の話す口調や音域、速度、姿勢と、聞き手の相槌やうなずきの間合い、表情、しぐさなど。

真摯に話しても、キョロキョロ視線が落ち着きなく聞いている。
耳も身も乗り出して聴いているのに、傲慢な態度でぞんざいな話しぶり。
これでは、どんなにイイ話の内容であっても「会話の質」は良いとは言えない。

「会話」は2人以上で行う相手あってのものだが、
「会話のリズム」を作るのは相手でも自分でもなく、相手と自分で共に。

もともと違うそれぞれの「人のリズム」があるのに、相手と自分で「会話のリズム」を刻むことは一苦労。

初対面の方との会話に気疲れする理由のひとつは、
一度も話したことが無いので「会話のリズム」をつかむ作業に労力を費やすから。
だから、家族や恋人、友人のような見知った人は、互いに「会話のリズム」をつかんでいるの分、余分な労力も気も遣わなくて気楽に会話できる。

それぞれの「人のリズム」をすり合わせていく究極の行為は「結婚生活」
相手と自分で共に「結婚生活のリズム」をつかんでいく。
それは、「会話のリズム」をつかむ以上の鍛錬が必要だ（笑）

一緒に会話する。
一緒に食事する。
一緒に歩く。
一緒に生活する。
こんなに「人のリズム」は違うんだ！
「結婚生活」初心者のころの私はとても驚いた。

「結婚」する決め手は人それぞれ様々あるが、
はじめは違うこれらのリズムをすり合わせていけそうな相手こそ
「結婚相手」に相応しいのかもしれない。