「女は若さ」だと勘違いしている婚活男性へ|メガネ男子が気づいたこと
昨日、夫・X氏のメガネが壊れた。
念入りにレンズを拭いていたら、片方の鼻あてが壊れてポロッととれてしまったようだ。
片方の鼻あてがとれたメガネをかけ、
「ちゃんと見えるから大丈夫♡」と夫・X氏。
大丈夫じゃない。
もし私が商談相手なら、こんなメガネのひん曲がったヤツとは商談を合意しようとは思わない。
メガネひとつに社運がかかっている。
早速、メガネ屋さんに行った。
両方の鼻あてを交換してもらいメガネは復活。
この際なので、あらためて検査してもらいメガネを新調することに。
オジサンが板についてきた年齢の夫・X氏。
元々近視だが、年齢とともに遠視の要素がはいってきているとのこと。
一言でいうと、「目が良くなっている!!!」
「えっ、そうなの???」
よくよく説明をしてもらうと、マイナスとプラスが差し引きされてゼロに近づく感覚らしい。
加齢によるピント調整の衰えは致し方ないが、ゼロに近づくことで焦点の歪みが減り矯正が必要なくなる。
「そのうちメガネがいらなくなるかもしれませんよ」と店員さん。

「おいくつですか?」
「おいくらですか?」
この似て非なる一言は、婚活中の男女が相手へ聞きたい質問。
「おいくつですか?」 男性が、女性の年齢を聞きたい。
「おいくらですか?」 女性が、男性の年収を聞きたい。
婚活中も今も私はお金持ちが大好き。
独断と偏見だが、お金も人も集まるステキな方が多いと思っているから。
しかし、もしあまりに短絡的に「お金」だけを優先順位第一位に挙げていたら結婚は出来なかったと思う。
例えるなら、結婚はマラソン。
長い期間一緒に、時にはちょっと離れることがあっても共に走り続ける。
若かった二人でも、走り続けていると年を重ねる。
その時お金がたくさんあっても、このご時世何があるのか分からない。
若さだけ、お金だけを愛していたら、その後どうなるのだろう?
さて、メガネ屋さんからの帰り道。
「不思議だね」と話していた。
夫・X氏も私も近視で、その矯正度数はだんだん増していた。
視力の悪化の進行は、人それそれでその時々と眼科の医師からは聞いていた。
しかし、年齢とともに悪化しているような気がして、内心穏やかではなかった。
まさか、年を重ねて目が良くなるとは思いもせず、
「年を重ねるのも悪くない」と二人笑みがこぼれた。


