七夕の恋物語 – 恋愛、結婚 織姫と彦星のラブストーリー -
本日7月7日は「七夕」。
北海道では、1ヶ月後の8月7日を「七夕」とする地域が多いです。
「七夕」と聞いて思い浮かぶのは、「織姫と彦星のお話」ではないでしょうか。
諸説ありますが、
本日は現代風にアレンジした「織姫と彦星のラブストーリー」をお届けします。
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天の神の娘「織姫」
織姫は、今で言うキャリアウーマン。
美しい布を織る美しいはたおり娘の織姫は、恋も自分磨きもそっちのけ。
日々仕事に明け暮れるデキる女なのである。
仕事に打ち込む姿を嬉しく思う反面、年頃の娘の将来を案じた父・天の神。
密かに娘の結婚相手を探し始める。
「お!キミ!今度うちに遊びに来ないか?」
と言ったかどうかは定かではないが、
父・天の神、好青年を発見。
お父さまが気に入った誠実な好青年・彦星。
年齢;不明
在籍地;天の川の西
職業;牛飼い
あくる日、キャリアウーマン娘・織姫と誠実な好青年・彦星が会うことに。
お互い一目ぼれ。
恋に落ちた二人は、すぐに結婚。
めでたし、めでたし・・・では、この話は終わらない。
その後の新婚生活。
ラブラブな二人は、より一層愛の炎が燃え盛る。
「ずっと一緒に居たい」
キャリアウーマン娘・織姫は、はたおりの仕事が滞り、
誠実な好青年・彦星は、牛放置で牛弱る。
二人でいることが楽しいあまり、
あれほど打ち込んでいた仕事は全くしなくなった。
「愛は盲目」の織姫と彦星。
これで天の人々が困ったことに。
はたおりをしなくなると布が足りなくなりアパレル産業に打撃。
牛が弱ると乳製品に影響が。
しかも、輸入と関税の難しいつり合いもあるらしい。
愛の暴走列車と化した二人。
逼迫した状況に、父・天の神は苦渋の決断を下す。
「別居したまえ。」
織姫は天の川こっち側、
彦星は天の川あっち側に住居を引き離された。
想像を絶する広さの天の川。
川のこっち側とあっち側は、どれほどの距離があるのか計り知れない。

二人が離れたら、気持ちを入れ替えて仕事に励むだろうと思った父・天の神。
しかし、織姫は、泣いてばかりで精神的に追い詰められている様子。
彦星は、ふさぎ込んで家から一歩も出ずひきこもり状態に。
「ヤバい・・・」
むしろ状況悪化の現状に、父・天の神は国策転換。
「じゃあ、前みたいに仕事がんばったら、年一会ってもいいよ。」
こうして、織姫と彦星に笑顔が戻り、
年に一度、7月7日の七夕の日に会えることを心待ちに
仕事に励むようになったとさ。おしまい。
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仕事と恋愛・結婚。
このテーマは、いつの世の男女も悩みどころなのでしょうか。
今夜、星に願いを。
あなたの想いが叶いますように。


