婚活女子の疑問 運命の人と出逢えたら幸せになれるのか?|偶然の必然
私が夫・X氏と出逢ったのは、結婚相談所。
そのとき私が住んでいた実家は、夫・X氏の自宅から車で3時間ほどの微妙な遠距離。
それまで縁もゆかりもない、いっさいがっさい見知らぬ者同士だった。
結婚してから分かったこと。
それは結婚するずっと以前に、私は夫・X氏の自宅のお隣まで来ていた。
なんの変哲もない住宅街にある一軒のお宅。
そのお隣まで来た理由は、偶然が重なった賜物。
偶然の必然だった。
それを人は「赤い糸」と呼ぶ。
赤い糸で結ばれた運命の人。
なんてロマンティック!
運命の人に出逢えるなんて、将来はバラ色。幸せいっぱい~♡
結婚前、婚活女子にありがちなこんな妄想が脳内にあふれていた。
しかし、現実はイバラの道。
人生山あり谷あり。
結婚後、夢から覚める。

今こうして自分が在るのは、
あのとき、あの人に出会えたから。
あのとき、こんな事に気づいたから。
このように思える経験はないだろうか。
「セレンディピティ」
ふとした偶然から、幸せをつかみとること。
偶然の必然であり、幸せのタネとなる思いもよらない出会い。
それはモノなのか、コトなのか、ヒトなのか。
いつ、どこで、どのように出会えるのか分からないけど。
どうしたら幸せになるの?
「誰かが幸せにしてくれる」
だけど、幸せにしてくれる人がいないから幸せになれない
「どこからか幸せがやってくる」
だけど、運が悪いから幸せになれない
幸せは、誰かや何かに託すものなの?
「自分で幸せをつかみとる」
自分で自分を幸せにしよう。
そう思ったとき、ふとした偶然から幸せのタネに出会えるのかもしれない。


