めんどうくさい人間関係で困ったときに自分に問いかける言葉|子供たちに誇れるオトナ
「子供たちから見て、自分は大人なのか?」
最近、ふとそう思うことがある。
夫・X氏と私は、子供のいない夫婦。
出産したことも無し、子育てしたことも無い。
丸顔のせいか、昔から親戚や友人の子供たちによく懐かれるが、子供と暮らす生活は経験が無い。
「大人って、スゴイ!」
自分が子供の頃、そう思っていた。
自分の親、先生、周りの大人たちは、とにかくスゴイ存在だと。
実際自分がオトナになってみると、そんなに大したことはない。
できないこと、知らないことがてんこ盛り。
それに、肝っ玉も未熟。
「年齢を重ねるだけでは、スゴイ大人にはなれない。」
そう実感した。

主婦の私の日常に起こるさまざまな出来事。
昼ドラみたいに刺激的でも何でもない淡々とした出来事。
例えば、
あまり出会いたくないが、よく居るこんな人と遭遇すること。
いつも人を利用して、自分に有利に働くようにする人と。
他の意見も聞かず、自分の我を押し通そうとする人と。
自分の威厳を保つため、マウンティングする人と。・・・
オトナになっても、崇高と真逆な俗世の人間模様が交錯する。
実に人間じみた些細な日常の出来事で、自分はどのように振舞うのか?
こんなとき、自分に問い掛ける。
「子供たちから見て、自分は大人なのか?」
子供たちから見て、一つひとつの自分の振る舞いが恥ずかしくない誇れるものなのだろうか?
大人たちから、たくさんのことを教えてもらった。
それは、その佇まいからだった。
憧れの大人たちに、自分も近づけたらいいな。
今、心からそう思う。


