なぜ人はすれ違うのか?夫婦、人間関係の価値観の違いを知る|3つの椅子
「ちょっと聞いてよ~」
この言葉を聞くと、身構える私。
「○○さんが~」
と、続くような気がして。
たいていは、話し手の人と○○さんとの間でおこった出来事について。
ぶっちゃけ、○○さんの悪口。
話し手の人にとって、○○さんは悪者。
○○さんにとって、話し手の人は悪者。
第三者の私にとって、・・・どのように答えたらいいのか正直返答に困る。
この二者間でおこったことは、私は全く関係ないから。
とは言いつつ、
もし自分がこの話し手の人の立場になったなら、
「ちょっと聞いてよ~○○さんが~」と第三者の誰かに事の顛末を話したくなるだろう。

ミッキーマウスの生みの親、ウォルト・ディズニー。
アニメーション会社を設立し、ディズニーランドを作るという壮大な構想へ。
構想は現実となり、まさに夢を叶えた成功者。
ディズニーキャラクターたちが生き生きと動くアニメは、どれも夢いっぱい。
これを生み出したウォルト・ディズニーは、単なる空想家ではなかった。
彼の心のなかにあったという3つ視点。
①夢を語る視点(夢想家)
②現実を見つめて夢をカタチにする視点(現実主義者)
③良いところばかりではなく悪いところも見比べる視点(批評家)
立場の違う三者の視点を常に取り入れ、考えが偏らずバランスを保つ。
夢をカタチにするために、多角的な視点は必要不可欠。
人とのお付き合いも同じこと。
自分
相手
周りの人
この三つ巴の関係は、いつまでもどこまでも付きまとう。
だから、心の中に3つの椅子を円にして置く。
どんなことを感じたの?
まずは、自分の椅子。ここに座っていると、自分本位の気持ちが出てくる。
隣は相手の椅子。ここに座って、相手の気持ちになってみる。
その隣は周りの人の椅子。ここに座ると、自分と相手が見える。
3つの椅子に座ると、それぞれ違う気持ちになる。
この違う気持ちをじっくり感じてみる。
どうしてすれ違ってしまったのか。知りたい。
自分以外の人の違いを受け止めることができたら、
自分も相手も周りの人も心地よくいられる方法が見つかると思うから。


