幸せや人を引き付ける人間関係の極意｜ちょこっとオマケ

「今だけ１０％増量」
「今日は２倍ポイント」
「期間限定プラス１個」

心くすぐられる、ちょっとしたオマケ。
些細なサービスだと侮ることなかれ。

ある小売業の方が、こんなお話をされていた。
その方のお店では、タバコが前年と比べてかなり売り上げが減った。
それは景品が無くなったから。

話の内容がいまいち分からず、後で調べてみるとザックリ次のとおり。

①タバコは値引き販売できない。
↓
②販促キャンペーンがますます激化。オマケをいっぱいつけるようになる。
↓
③「オマケをいっぱいつけてタバコ販売。ある意味、値引きになるんじゃないの？」とお国から指摘。
↓
④それを受け、２０１６年末でたばこ大手各社が販促の「オマケ」をつけるのをやめた。

「スッキリしているな～」
そう言えば、コンビニのレジ前に、この時期限定のオマケ満載のタバコが置いていない。
こういうことなのか。

タバコの売上減の要因はさまざまあるだろうが、
喫煙しない私の勝手な憶測は、タバコを吸う人はいつも吸う本数がだいだい決まっているから、消費量はほぼ一定。
それに喫煙が習慣となると、ちょっとしたオマケごときで買う買わないと気持ちが揺さぶられないと思っていた。

「ちょこっとオマケ」
同じような意味で、「少し余分に」、「期待を上回る」

「それって、損していない？」

同じおこないでも、
損していると感じるときもあれば、嬉しいと感じるときもある。

損していると感じるときは、心のどこかで相手に見返りを求めているとき。
俗物的なメリットがないと感じると、心底ガッカリ。

嬉しいと感じるときは、純粋に誰かに喜んでもらいたいと思ったとき。
自分の心もぽかぽかあたたかくなる。

よくよく考えてみると、私はこんなとき。
不思議だな～

相手に見返りを求めず、ちょっとした親切やお役に立つことを心がけると自分にイイこと返ってくるよ。
私の人生の教科書には、こんな意味合いのことが書いてある。
心からの「ちょこっとオマケ」は、幸せをよぶ魔法なんだ。

※参考書籍ー『思考は現実化する』プラスアルファ―の魔法の呼称で事例紹介。