自分らしい婚活パーティー、結婚相談所選択のススメ|村へ水を引く

むか~し、昔、
私が20代前半だった頃。

友人宅でこんな話を聞いた。
「村へ水を引く話」

「遊びに来てね」

ある時友人から誘われ、正直あまり気が進まなかった。
よく遊びに寄らせてもらっている友人宅なのに・・・
私の心は分かっていた。「ヤバい」と。

友人の手前、その日に遊びに行くと、
やはり「ヤバい」のであった。

個人から個人へ連鎖的に販売取引を伸ばす階層組織の面々が、友人宅に大集合していた。
そして、そこへ招かれた私。いわゆる「カモ」だ。

その日のカモは2名。もう一方は友人のご親戚のよう。

中央に鎮座するそのグループのリーダーと、友人含む10名前後の親衛隊。

アウェイで若輩者の私は、ただ黙って扉に近そうなところに座ったら、
「さあさあ、こちらへ」とリーダーの目の前の特等席へ案内された(泣)

そして、上映会の始まり始まり。
その界隈で全国的に有名な人(?)の講演ビデオを見せられた。

そのビデオで有名人はあるたとえ話をしていた。

「毎日、川から水を汲みに行かないと暮らせない村がありました。
毎日毎日、何度も何度も川に水を汲みに行く村の人々。
新進気鋭の若者が「じゃあ、川から村へ水を引こう。工事を手伝って」と村人を誘いました。
すると村人は「俺たちは水を汲みに行くのに忙しい」と断りましたとさ。」

北海道十勝でありのままの自分らしい結婚、婚活に気づく語りあい学びあいの場『結婚学校』

言わんとしていることは、
当たり前、常識を繰り返しても、お金持ちにはなれない。
イノベーション(革新)を起こせ!それは、彼らの事業に賛同することだと。

「一緒に村へ水を引こう!」と奮起させるリーダー。

私以外の皆感動していた。

「興味ない」と内心思い、シーンと黙っていた。
(私には我が田へ水を引くとしか聞こえなかった)

すると、リーダーがあまりにしつこく勧誘してきた。

若さゆえ堪忍袋の緒が切れやすく、
そのリーダーとちゃんと目的を説明せずに誘った友人にぶち切れた。

「雨水を貯めるとか、海の水を浄化するとか、他にも方法はありますよね。
私は他の方法も考えます!」

と言ったら、皆絶句した。

その人にとって絶対神でも、
他の誰かにとっては神でも何でもない。

婚活パーティーや結婚相談所も数多くあり、
世の中にはさまざまな理論、手法、作法などがあふれています。
人それぞれ。
人がイイといっても、自分にとってイイとは限らない。
ご自身に合った方法や幸せのカタチに気づくことを、心から願っています。

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